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4月課題

4月課題「生雖滅衆雛」のアドバイス

〔生〕横画の間隔をやや狭くして、縦画を上に伸ばして重心

   を下げた形が安定します。従って、第一画の「ノ」の

   位置、大きさ、角度がポイントです。

   ただ、左に重心の高い「衆」字が並ぶので、布置に注意

   して下さい。

〔雖〕「偏の横画は右上がり」が原則。ここでも徐々に角度が

   ついています。一般に「左方を開き、右方を締める」のが

   原則です。

   偏と旁の間、窮屈にならず、適度に寄り添うこと。

   点画の分間余白の均等も大切な要素です。

〔滅〕全体が将棋駒形になる字です。従って「三水」は斜め

   に少し傾けて書きます。右の長い斜画が主役の字です

   から、「三水」はあまり縦長にしません。

   「旁の横画が右上がり」なのは、「斜画に交わる横画は

   右上がりに」の原則に従ったもの。

〔衆〕この字も将棋駒形で、重心の高い文字です。

   ただ、第一画「ノ」は小さめに、「血」も下の横画は短く

   収めます。下部は、真ん中の「イ」から書くとバランスが

   とり易いでしょう。

   しかし、結果がバラバラにならないよう、中ほどの

   三つの「ノ」と下の「縦と左右の払い」が調和することが

   肝要。

〔雛〕「雛」の書写体で「芻」が省略され小さくなっています。

   従って「小さい偏はやや上に、小さい旁はやや下」の

   原則に従います。偏の横画も徐々に右上がりです。

   同じ「ク」の形が並ぶので左方は

   開いて変化しています。右の「雖」と同じ「隹」が並び

   ますが、ここでは変化していません。

 ※ 「衆」の「血」部の一、二、三画は一点で交わっていま

   せん。「白」や「鳥」などでも同様です。

   「隹」の「ノ」に接する縦画と横画も起点を少しずらして

   います。

   何故か?知りたければ敢えて三線を一点に集中させて

   書いて、比べてみて下さい。

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[学生書海」(4月号)の「今月の一字」は紙面の都合でお休みです。