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8月課題

8月課題「茲實鷙鳥最」のポイント
・「最」を「ウ冠」に「取」の形に書くのは書写体。

 「茲」の「艸冠」を「前」のように書き、「鳥」の

 右縦画を長くして「白」を「自」のように書くの

 も書写体。

・一方、「實」は「実」の正字(旧字)。

・書道では正字や書写体で書くのが本道です。

 略字や活字体を書くのは寧ろ例外です。

【茲】 糸頭「幺」二つを対応させる工夫が大切。

    偏の側はやや右上がりに、下部を右に

    寄せ、旁側はやや水平垂直に戻す。

    あまり右上がりにしないよう注意。 

【實】 「ウ冠」「母」「貝」を重ねて窮屈にならぬ

    よう線を細めに分間を揃えることが大切。

    「ウ母貝」は垂直に積み上げず、やや右

    に開くと字はゆったりと見える。

【鷙】 「幸」「丸」「鳥」の組み合わせ。たがいに

    譲り合い、寄り添うが窮屈にならぬこと。

    「幸」はより右上がりに、「鳥」は安定良く

    「丸」は第一筆を短めに右下がりの勢に。    

【鳥】 「鳥」の上部「自」は上を大きく、下を引き

    締めて書く。「四点」は左二点を抱懐の外

    に、右の二点は内に入れ、上部を上の横

    画に着けて安定させる。

【最】 「ウ冠」はやや大きめに下部を抱くように。

    「耳」の第一・二筆を着けないのは窮屈に

    しない工夫で書写体の常套手段。この字

    「耳」の最終筆と最後の二画が肝要。

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[学生書海」(8月号)の「今月の一字」