書海社

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12月課題
「書海社」の書道教室で、正しい書を身につけましょう。

平成19年7月課題

「用激壮士肝」の1ポイントアドバイス
【用】 

第一画が立った「ノ」の形なので、右の縦画も反って背勢に構えます。中の升目になる空きが均等になるよう留意し、下のハネのある所は広くします。

【激】

「三水」「白方」「ノ文」の三部分に分かれる字。それぞれの幅に注意して、窮屈にならぬように書く。「三水」と「ノ文」とで外形が台形になる心持ちで書くと安定します。

【壮】

偏は「亅ヽン」と「ヽ亅ン」の順に書く場合があり、「爿」の書き順からすると後者もよい。旁の「士」は「一h一」の順で、上横画は起筆を立てて右上がりに、下は寝かせて水平にもどします。

【士】

第一画は起筆を少し立てて強くし、やや右上がりに伏せ気味に書きます。縦画はやや右寄りで、下の短い横画は少し軽い起筆で水平に書いています。起筆の強弱に注意し、堂々と構えるように。

【肝】

「肉月」は縦画を背勢にやや細身に書き、「干」は偏との間合いに留意し、縦画が尖らぬよう、タップリと運筆します。

【※】並んだ起筆は、角度を変えたり、あるいは強弱をつけて変化させている点に注意。線の方向、湾曲度など、字の構えをよく吟味して学んでほしい。

【※】「和」や「細」或いは「社」字など旁が小さい場合はやや下げて書くのが原則ですが、「壮」字は上部を揃え、「士」の下に空きがあります。しかし、縦画の上部をのばし、横二画はあまり上がってはいません。

【※】楷書の構えは、一点一画の安定した組み合わせが大切だが、線に筆勢が加わって、筆路明快に各点画が響きあい調和して、始めて美しい形になります。


[学生書海」(7月号)の「今月の一字」