書海社

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平成20年3月課題

三月課題の1Pアドバイス

(谷村 雋堂)

「明月満前川」

偏を「目」に作るのはよくある書写体です。

偏旁の間を広く開け、且つ開きすぎないこと。

偏の横画は稍右上がりが原則です。

縦長く左右背勢に作る字です。

払いと撥ねの調和と、中の二短横画が

弱くならないように留意しましょう。

旁の上部は書写体。

冂構えの中は旧字体です。

全体が○に収まるように、三水はあまり縦長

にせず小さめに。

冂構えは中が狭くならないように、

左右向勢に構えます。

上部は長い横画の起筆を立てて少し前に

突き出すように書いています。

「月」と「リ」は、「リ」がやや狭く見えますが、

これ以上狭くせず、

且つ下部が稍右よりに作ります。

三本の縦画の収筆がそれぞれ「払い」「止め」

「垂露」になって下方が開く構えです。

特に第三画は稍反り気味にして

第一画と調和させます。

また、それぞれの起筆も微妙に角度、

強弱の変化をつけています。


[学生書海」(3号)の「今月の一字」